『トロン:レガシー』見た

見ました。3D映画で字幕ってホント微妙ですよね。ディズニーということでそんな酷いもんではないだろうと思っていたんですが結構アレでした。
 映画については旧作トロンで描かれていた、80年代、インターネットやヴァーチャルな3次元空間のシミュレーション、ゲーム等の登場によって夢想された仮想現実空間を、解像度をより高めてアップデートした、という感じでした。
 アップデートされたクールなバイクやグリッド、色、光、音楽などの表層的な部分に関しては、旧作のデザインを上手く焼き直し出来ていると思うんですが、あのレベルの解像度になると、アップデートされなかった80年代SF的サイバースペースとの解離が激しくなってしまっている気がしました。
 そこまで解像度高いサイバースペース描くならその中身やストーリーもアップデートしてよ…という感じです。
 3D映画はまだアバターとこれしか見ていないのですが、立体的なフィールドでの空中戦というのは3D映画では今後スタンダードになっていくのだろうなと感じました。